名もなき愚連隊の詩

手記として,エッセイとして・・・

広島の原爆は政治の平和利用として事実を隠された!

原爆供養塔を知ってる人は少ないと思う・・
何故なら現在は無かったかの様にされているからだ・・
7万人もの遺骨が納められた原爆供養塔は広島の墓標である。
1986年以降は地下室に続く扉は固く閉ざされている。
清掃など広島市の業務以外は開けられる事はない!


報道から公開要請があった1994年と2000年の2度だけだ・・
広島市は死者が眠る神聖な場所と言う理由で閉ざしてしまったんだ。
死者の存在を示す原爆供養塔の印や言葉は全て細工され分からなくしているのだ。


そんな広島市は何事に対しても平和と言う言葉を利用した。
平和公園、平和マラソン、平和都市・・
原爆投下から復興した広島は現在平和都市として昔の面影を消して新しい広島を目指しているが・・
遺骨問題や供養塔の事を含めて広島市も政府も平和と言う言葉と原爆被害を利用して真実を隠し真実を消し去ろうとしているのが俺は悲しく思える。
米国からの指示なのか?
あるいは金儲けの為なのか?


近代化した広島の街に聳え立つ原爆ドーム・・
そして真実を公表する場所だった原爆資料館・・
広島市は原爆被害を利用した都市開発と真実を公表しないままで平和を訴えている。
ありのままの被爆での犠牲や人々の事を伝えて欲しいと願う。
そんな広島には魅力がないと言う悲しい気持ちになってしまうよな・・